７月２３日
今日は台風一過。川の状況も落ち着いたところ。お魚の状況はどうでしょうか。
朝マヅメを狙って現地入り。すると、今日は土曜日ということもあって、すでに
先行者の車が。
そういうわけで、本日は少し上から入渓。今日はまた、高巻を試してみたい右の沢に
入ります。夜明けの明かりが差してくる中でキャスト開始。いいところにぽんぽん
決まり、出てきてもおかしくない感じでしたがチェイスすら無し。なんで？？？
いつもなら何らかの反応がある瀬脇の淵。本日は異常無し！
徐々に打ち上がり、沢の分岐で右に入ります。こちらの渓で、やっと小さい魚の
チェイスが。ですが、出てから追ってくる魚はまずバイトまでいたりません。
案の定鼻先で反転。
しばらく打っていくと、前方で手招きする先行者の方が。近くまで行ってお話し
してみると、ドライフライにも全く出ないとのこと。無視が少ないせいかもしれない
とのことで、ここから先は先行してルアーで探ってみてください。と、先を譲って
いただきました。
お礼を言って先へ。しかし、やはり状況は変わらず。通常であれば、フライの先行者の
後でも出るはずと思ってましたが、そもそも魚の活性が低い模様。水はすっかり澄んで
きれいなのに。
途中の崩落。ここは頭上注意で。
結局最後の2段堰堤まで反応無し。で、ここから本日の狙いの郄巻きにトライ。
こちらは今まで郄巻きを試したことがありません。できるのかな？？？
今回写真をとりわすれたので去年のもの。今年は上の沢に背の低いブッシュが
見えました。
沢の脇の護岸の崩落から先ず一段。上ってみると、ここに林道は通っていないようです。
普通の藪。というか、密集した森の中といった感じ。上を見ると、もう一段上がって
平地の藪に出られそう。手持ちのナイフで藪を切り開きつつ登攀。
やっとこさ上がってみると、やはり道無き道。高さは十分なので、そのまま横に
スライドし、郄巻きしたいところ。
５、６ｍ横移動すると、不意に視界が開け、オープンエリアに。
が、これは藪というか、森がそっくり無くなった跡でした。幅20ｍほどの斜面がすっかり
地すべりで消え、赤土と大きな岩がむき出しになっていました。これは駄目です。
どこまで信頼できる足場があるかもはっきりしないので、ここで断念。
あきらめて引き返します。
反対側の斜面をみると、こちらからも上れそう。沢を渡って再度トライ！！！
こちらも一段目を上がってみると、みっしりの藪。もう一段上をみると、何とかいけそうな
感じ。しかし、こちらは笹や低木が多く、竿やネットが引っかかり、一歩も動けないほど。
こちらを歩いていくには装備不足。次回に必要な物をメモして、こちらも撤収となりました。
今日は魚にも会いませんでしたが、2段堰堤を上がるときには熊鈴必須ですね。
今年の一発目の渓流は本日で終了。おそらく台風の影響でしょう。
次回はコンバットナイフやロープを準備して、まだ見ぬ上流に挑戦です。
本日のゴミ
鯖の味噌煮
２０１１年実績
山女：２
岩魚：１
メバル：３２
フッコ：２３
セイゴ：１０
イカ：２
アジ：１
カマス：1
外道：１０+α
拾ったゴミ：さば缶：累計１８
