借地借家法セールス

借地借家法セールス


今日、家にいるとチャイムが鳴りました。
宅急便かと思いましたが、ドア越しに聞くと、


『賃貸契約の件でご連絡に上がりました』

というような話で、今年更新の年のため、うっかり開けてしまいました。
開けてみると、スーツを着込んだ人が。

なんのお話ですか?と聞くと、


『改正借地借家法の件で、ご案内に上がりました』


お世話になってる○○不動産の方ですか?と聞くと


『このあたりを担当している不動産の営業です』

間に合ってます。とドアを閉めると

『なんでそんな剣幕で閉めるんですか?営業ではなく、お客様に関わる
大事な話があるんです。』

と、しつこくノックしてきます。もしかしてほんとに大事な話?
思わずまた開けて聞いてみると、


『2週間ほど前に不在票を置いていきました。今日この時間に
お伺いすると記載していたのですが。』


見ていませんでしたが、新聞と一緒に捨ててしまったのかも。
で、話を聞くと、不動産の営業のよう。押しが強いので話だけ聞いて
帰ってもらおうと、とりあえず玄関に入れてしまいました。


これが間違い。。。


話を聞くとやっぱり不動産の持ち家をすすめるような話。
で、頃合をみて帰ってもらおうとすると、


『本当に理解したんですか?』


一応話の筋に波状がないかは聞いていたよ、というと


『そんな問題ではありません。理解する気がなかったでしょ?』


うん。帰ってもらうつもりで聞いた。


『営業を馬鹿にしないでください。』


ごめんなさい。


『そんな上の空で謝ってもらっても意味ないです。』


おやおや?なんか怪しいぞ。ここで帰ってくれと言っても帰りません。



『私も長々いるつもりはないんです。』



と、帰る素振りだけ見せて帰りません。警察呼ぶよ。
というと、


『どうぞ呼んでください。対応するのはあなたですから。』


了解!で、110番通報!一度かけてみたかった。電話口で事情を話し出すとささっと
消えました。


後で来てくれた警察の方によると、同様の通報が最近多発しているとのこと。
で、どのケースもそうなんですが、わかっているのか、方に触れるような行為は
しません。また、営業と言いつつ足がつくものは置いていきません。


今度きたら、こっそり通報して引き伸ばしてほしい、と警察の方。いろいろ
職質をしてみたいとのこと。火を使っているからちょっと、とかトイレとかで
うまく通報してください。110番かけて電話放置は、緊急コールとしてサイレン
鳴らして行っちゃうので、逃げられますとのことでした。


今日来た人は、身長180センチくらい。黒髪をショートのオールバックにした、
目鼻立ちの通った浅黒い肌のイケメン。


居座ってから、なんとか帰ってもらおうと話してからも、営業を馬鹿にするなという
理屈はともかく、話の筋は通して来てました。こちらの応戦にも対応してきましたので、
ある程度経験のある営業崩れではないでしょうか。若く見えましたが、20後半から30くらいかな。

雨が降っていたのに傘を持っていませんでしたから、車で移動しているのかも。
ネットで調べたら、投資用不動産の引っ掛け営業のようです。


借地借家法を使うことから、賃貸などを狙っているようです。また、居座りに
都合がいいように、単身者がいそうな安アパート(うちもそうですが)にも
きます。


ご注意ください!!!


AC
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